雨は止んでも、また降ってくる

アラサー既婚・子なし女の雑記

小さな成功体験ー窓側の席に乗れた記念日ー

  飛行機で窓側の席に座りました。

  これが私の成功体験です。何が?と思うでしょう。でもこれは私にとってはちょっとしたチャレンジでした。

 

   昔は窓側の席が好きでした。空から見る沖縄の海は最高だし、東京の夜景も本当に綺麗です。綺麗な景色を見たい!こんな無邪気で居られなくなったのはいつからでしょうか。私の場合、これと言ったはっきりとしたキッカケはないのですが、だんだんと体調を崩し、過敏性腸症候群かもと自覚し始めた頃から窓側の席を予約することをやめてしまいました。飛行機も、新幹線もです。トイレに行けない状況が怖くなってしまったのです。別に窓側の席でもトイレに行けないことはありません。でも、通路側の席の方を立たせることになり迷惑をかけてしまいます。それが一度ならいいのですが、私の体調はよくわかりません。場合によっては1時間に2~3回トイレへ行くこともあり得ます。そうなるとさすがに、通路側の席の方に申し訳ないし、なんだこいつ?と思われるよな…。というふうに考えてしまい、予約をするなら通路側の席が私の定番となっていました。

   しかし、今回は窓側の席を予約しました。クラスJ(ちょっと広い席)のある便だったので、リハビリにちょうど良さそうだなと思ったのと、何よりイリボーという薬のおかげで腸が落ち着き、不安感が薄れていたことが大きな理由です。多分、大丈夫だろうなって思えたのです。そして実際に乗ってみたら…久々に上空から雲をじっくり眺められて、それが妙に綺麗で感動しました。やっぱり肉眼で見ると全然違っていました。そんな感じで、気が付いたらリラックスしていてトイレには一度も行かなかったし、お腹も痛くなりませんでした。

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   本当に小さなチャレンジだし、薬のおかげでできた、というのもありますが、それでもこういった成功体験は大切です。こういうことの積み重ねが自信につながるのだと思っています。

   私はメンタルが弱いほうなのですが、幸いにも明らかなパニック発作や閉所恐怖がないため、飛行機に乗ること自体は平気です。トイレがあれば大丈夫。とにかく私はトイレに行けない状況が恐怖で仕方ないのです。どちらかというと飛行機より、東京の通勤ラッシュノロノロ運転の満員電車に乗る方が怖いタイプです。

   以前は何の気無しにできていたことができなくなることって実は少なくない人が体験していると思います。私は、なんでこんなことが不安なんだろうと情けなくて泣いたことも何度もあります。でも最近は、お腹の調子を崩した時には「体が反応してしまってるんだな、でも大丈夫だよ」と、頭の中で自分に語りかけるようにしています。なるべく冷静になるように心がけています。そして、今回のようにちょっとしたチャレンジが成功したら、「よかった、できた!」と喜びます。以前できたことが、またできるようになった。素晴らしいことです。

   もし、私のように精神的要因と考えられることで、以前できたことが出来なくなってしまい焦ったり、自分を責めてしまう方がいたら、まずはそういう自分を受け入れてあげてほしいなと思います。そして、自分自身を労ってほしいです。焦ったり、情けなくなることもあると思います。でも、まずは自分を大切にすることが一番だと思います。

   そして、薬ありきでも小さな成功ができたらそれは進歩です。私もまだまだ克服したいことは沢山あるのですが、ゆっくり少しずつ進めたらなと思っています。

   そうそう、以前は遠出する日には必ず体調を崩していたのですが、イリボーのおかげでそれもなくなりました。嬉しい副作用です。いろいろ旅には行っていたのですが、実はここ数年間、実はずっと楽しみよりも不安が大きかったのです。時には友達とごはんに行ったのに全然食事が喉を通らなかったこともありました。ちゃんと遠出や旅行を楽しめるようになったのは数年ぶりです。もう、一生この症状と付き合っていくのかなと思っていたのですが、いま解消されています。そんなにトイレがない状況が不安だったのか私…?それとも、他の要因?

    というふうに、不調の理由は必ずしも自分の知覚できる意識の中にあるとは限らないし、自律神経だったり、自分で自分が分からなかったり、コントロールできないことって全然不思議なことじゃないです。人間ってそんなもんだから、ゆっくり試行錯誤しながら、焦らず生きようと思いました。

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 しかし...ただ今沖縄から本州に訪れ、おそらく寒暖差により自律神経が逝ってしまっています。うぅ...でも大丈夫。よんなーよんなー。(沖縄の言葉でゆっくり、ゆっくりという意味です。)自分を大切にしよう。