雨は止んでも、また降ってくる

アラサー既婚・子なし女の雑記

文通は生ものの交換。アラサーの友人関係はゆるくてちょうどいい。

 最近行った宮古島で、シギラリゾートオリジナルのレターセットを購入しました。紅型の柄で沖縄感はしっかり出しつつ、それをアレンジしたデザインで洗練させ、さらにここにしかないレア感。さすがシギラ!即決で買いました。レターセット以外にもこのシリーズのグッズ、いろいろありました。

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 いろいろあるグッズの中でなぜレターセットかというと、もちろん使う機会があるからなのですが、それってすごく嬉しいことだなと思う今日この頃です。便利な連絡ツールが普及したこの時代に、この年齢になって、友人との連絡手段に手紙を使うなんて想像もしていなかったです。

 

 もちろんLINEを使うことも多々あるのですが、学生時代の一部の友人と文通をしています。発端は私が再上京をするのを機に、友人が「手紙を送るね!」と言ってくれたことなのですが、とても嬉しかったのを覚えています。結婚して沖縄に引っ越した今も続いています。中高生の頃も毎日顔を合わせるのに、あえて手紙を書いて直接渡したりしてましたよね。それと同じ感覚なのかな。あえての文通。なんでこの時代に文通!?と言われると、うまく説明できないのですが、やっぱりただの連絡手段とは違う要素があるのが大きな理由かと思います。

 決まったフォントじゃない、その人にしかない字で紙に書かれた文字ってなんか生ものみたいな気がするんです。今の日常では決まったフォントで書かれた文字に触れる機会ばかりで、たまに私だけに宛てられた友人の字を見るとそれはそれは生々しい。笑 すごく変な表現なんですけど、やっぱり人間の暖か味みたいなものがより強く伝わるのが手紙の一番いいところかなと思います。あとは、次はいつ手紙来るかな〜っていう時間のもどかしさとか、ポストを開けて手紙が入っていた時にパッと明るい気持ちになるところとか、封筒を開ける時のワクワク感とか...。文通という手段に付随する前後の過程すら楽しみを大きくしてくれる要素かなって思います。読むのはあっという間に終わっちゃいます。私は読み終わりに少し寂しさを感じます。なんだか友達と遊んで帰ったあとみたいな感覚に近いかも。

 それから手紙を書くとき、私は一度内容を考えてスマホのメモに記し、それを紙に書き直します。そのままLINEやメールで送ればいいじゃん!って感じですが、電子ツール上にしかない無機質なものをあえて生ものに変える作業をします。生ものをもらったので、もちろん返事も生もので返します。そしてまた送る方にも文通に付随する前後の楽しみがあります。どんなレターセットにするか、今回は何か写真とか同封してみようかなという企みだったり。送った後は、今頃はもう相手の手に渡ったかなあとか思ったり。

 いろいろ書きましたが、まとめると、単純に私たち文通を楽しんでいます!もちろんLINEやメールのやり取りもするのですが。今や学生時代の友達は住んでいるところもバラバラで、会うのも年1回とかが普通になってきました。

 そうそう、さっき郵便局に用事があって行ってきたのですが、ついついこんなものを買っちゃいました...

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 リラックマ切手。衝動買いです。次友人に送る手紙に貼ろうと思って。と言ってももうすぐTOEICのテストが迫っているので、手紙を書くのはその後です。なるべく落ち着いている時にゆっくり考えて送りたいのです。その楽しみが待ち構えているのも、勉強を頑張る原動力になります。

 

 話は変わるのですが、私が昔ニートだった頃に友人関係を全部断ち切りたい!って思ったことがありました。周りのみんなが上手くいっているように見えて、自分がすごく惨めで仕方なかったのです。何人かで集まる時は特にそういう気持ちを感じやすいので、誘いを断ったりしてました。少人数で会うと少し元気になれたりしたんですけど。でも一人になるとまた気持ちが沈むっていう繰り返し。ニートな私でも友達でいてくれる存在って唯一の希望でもあったのですが、本当にその頃は生きてるのがしんどくて、それすらも捨ててしまえば私本当に何も無くなって死ねるかなって思ったのです。

 そんな時期を経て今も生きている私なのですが、本当に友人関係を断ち切るなんてしなくてよかった。そんなことせずとも、アラサーになると友人が減るというか、自然にスクリーンにかけられていく感じですが。今でも学生時代から繋がっている友人はあの辛い時期に、素直に「今は会いたくない!」って言えて、そしてそれを理解してくれた人と、ニートな私でも変わらず友達として付き合ってくれた人です。そして今文通しているのも、あの時の私を知っている人たちです。

 私の友人は数で言えばとても少ないのですが、恵まれているなと日々感じています。遠くて頻繁には会えないけど、今でも繋がっていることを本当に嬉しく思います。私は転勤族になってただでさえ少ない友人が減る、付き合いが減る、と思って怖かったのですが、意外にこれがいい距離感で心地がよかったりします。この年齢になると、むしろ近すぎるよりいいのかなと思います。1〜2年に一度会うのが普通になったし、そうなるとライフステージの変化も受け入れやすくて。

 これからまたいろんな変化の中で人間関係も変わっていくと思いますが、身構えずにいるのが一番かなと思います。昔の友人と繋がり続けるにはお互いにちょっとした積極性は必要ですが、疲れない程度にゆるく行こうと思います。また新しい人に出会った時もちょっとした積極性を持ちつつもゆるく。それぐらいがちょうどいいのかな、と思ったアラサー女なのでした。