雨は止んでも、また降ってくる

アラサー既婚・子なし女の雑記

花嫁のやる気がない。楽しみじゃない。義務感で遂行した結婚式の事例(そう、私のことです!)

 なぜだかふと自分の結婚式のことを思い出したので書いてみようと思います。

 私は結婚式にはあまり気乗りしないタイプでした。披露宴なんてとんでもない。私がやったらそれこそ疲労宴になりそうです。考えただけでも地獄です。でもドレスを着て写真を撮るくらいはしたかったのです。というか、本当は夫婦二人でフォトウェディングをするのが理想でした。それが一番気兼ねなく楽しめると思ったからです。今でもそう思います。とはいえ今更お金をかけてまで写真を撮るためだけにそんなことをする気も起こらないのでもういいのですが。

 

 ではなぜ結婚式をしたかというと、夫がしたいと言ったから。家族や親戚向けにそうしたほうがいいと言うので、じゃあ、ということで。そしたらなんと夫に「ゼクシィでも買ったら?」と言われたのでした。男性側からゼクシィの購入を提案されるなんてなかなかレアな体験ではないでしょうか。結局必要ないと思ったので買わなかったのですが。夫から見ても私はそんなに結婚式に対してやる気がなさそうに見えたのでしょうか。いや、やる気がなかったのは事実なのですが、式をやりたいと言った夫が激務なので準備や手続きなどはほぼ自分がやりました。よく、結婚式の準備で喧嘩になる夫婦がいると聞きますが、私にはやる気もなければこだわりもないので何の衝突も起きませんでした。ただ事務的に事を進める。それが激務の夫ができない事をする私の役割で、結婚式に何か期待するものもなければ不満もありませんでした。

 そんな私の式場選び、下見0件!昔沖縄に来た遊びに来た時に泊まったホテルの式場が印象的だったなと思い出し、そこでいいやと即決。唯一楽しみだったのはやっぱりウェディングドレス。事前にカタログを届けられ、候補を決めておいてくださいと言われたのですが、なんと、お目当てのドレスが試着当日にブライダルフェアに出されていて今ちょうどないとのこと!ただでさえやる気がないのに、唯一の楽しみがここで消え去ったのでした。もちろん不満ではあったのですが、かといって再度日を改めて試着に来るほどにもやる気になれない私なのでした。これは、ただでさえないやる気がさらに削がれる出来事でした。結局そのときあったドレスの中からササっと選び、2着のみの試着で決定!アクセサリーなどの小物類もほぼ迷うことなくポンポンと選択。我ながら素晴らしい決断力です。準備だけは順調に進みます。そんな私でもペーパーアイテムだけは手作りしました。何せ、親族のみの式で人数も少なかったのでわざわざ依頼するほどの数でもないかなと思ったからです。ということで招待状と席札は自作でした。(これでちょっとは温かみというか、やる気あります感出せるかなと思ったりして...。)

 花嫁のやる気がない結婚式ほどつまらないものはないと思うので、友達は呼びませんでした。というかもう沖縄に来てもらうだけでも申し訳なくて耐えられないと思いました。なんならもう自分の家族ですら呼び出すのが申し訳ないと思っているのですから。「結婚式行きたい!」と言ってくれる友達もいました。それでも渋る私に、「いいんだよ、結婚式はみんなに会える同窓会みたいな機会なんだから。」と神のようなお言葉をかけてくれる友達もいたのですが、もう私にはそれだけで十分なのです。結局私は頑なに友達を呼ぶことを拒絶しました。

 こんな私の気持ちとは裏腹に、何と義母がブーケを手作りしてくれると申し出てくれました。それはもう本当に素直に嬉しくて、申し訳なさと感謝しかありませんでした

 そして、結婚式当日が近づくたびに罪悪感と憂鬱感でいっぱいになりました。もともと大事な予定の日が近づくと体調を崩す傾向にあった私です。そこに両家の親族が私たちのために集まってくれるというプレッシャー、ブーケまで手作りしてもらい、嬉しいのにそれでもなおやる気がわかない、溢れ出すのは義務感ばかり...。申し訳ない、本当に申し訳ない...。

 

   そして迎えた結婚式当日。式場のあるホテルに前日から宿泊していたのですが、朝食はほとんど喉を通らず。おまけにお腹が痛いわ、気持ち悪いわ...。部屋に戻るとついにお腹を下したのでした。ヘアメイクの時間まであと30分というときの出来事でした。ここで、私の何かが決壊しました。夫に抱きついて、わんわん泣き出したのです!そんな私をひたすらなだめる夫。そう、私は式直前になって緊張感と、憂鬱感と、罪悪感が頂点に達し、メンタルが崩壊したのでした!なかなかひどい花嫁でしょう!?

 ですが、いつまでもメソメソしている場合ではありません。何と言っても今日は私たちの結婚式。自分の感情は置いといて、わざわざ集まっていただいた両家の親族たちのために、なんとか結婚式を遂行するということが一番大切なのです。義務でもいいじゃないか!それを果たすことが私に求められることなのです。と、ある程度泣いたら気持ちをきっかりと切り替え、冷静を装いヘアメイクルームへ向かった私なのでした。不思議なことに、あれだけ調子の悪かった胃腸もこの時だけは頑張ってくれたのでした。そしてドレスに着替えるとシャキっと背筋も伸びました。

 そして、夫と二人バージンロードを歩くと不覚にも泣きそうになる私なのでした。そして無事に任務を遂行し、私はやっとホッと一息ついたのでした。ーENDー

 

 実は結婚式や披露宴に乗り気じゃない花嫁さんって、私だけじゃないと思うのです。私みたいに義務的にやることになったりか、最初はやる気満々だったけど、不安の方が大きくなってきて楽しみじゃなくなってきたという方とか...。そんなあなたへ。大丈夫だよ、肩の力を抜いて深呼吸。考えすぎないで。きっとうまくいくよ!!

 

 そうそう、私は友達を結婚式に呼ばなかったので、いろいろとプレゼントが届きました。その中に、写真アルバムが入っていたのですがそれを見て私はまたまた崩壊したのでした。友達が集まって、昔の写真を集めてデコレートしてくれたアルバムだったのですが、こんなことしてくれるなんて思ってなくて、気づいたら自然に涙が溢れ出していました。本当に嬉しくて宝物になりました。多分友達を結婚式に呼んでいたらこんなことしてくれなかったかも、と思うんです。そう考えるとなんていうか、変なんですけど、結婚式に友達呼ばなくて本当によかったなって。

 私は自己肯定感の低さゆえに、自分の結婚式に対してこんな考え方しかできなかったと思うのですが、友達が自発的にしてくれたことに対しては素直に受け取ることができます。なので私は自分が招待して結婚式に来てもらうよりも、こうやってプレゼントを受け取る方が素直に喜べるからハッピーなのです♪

 でも友達の結婚式には招待されれば参加させてもらいます。それが友達にとってハッピーならそれが一番なので。余興だって喜んで引き受けます。祝い方って色いろありますが、自分との関わりを考えつつ、できるだけ相手が受け入れやすく、かつ喜んでもらえるようなのがいいなと常々考えています。なので、なんていうか、たまに日本のめんどくさいしきたりとか滅びろとも思ったりもします。私は気付いたら、祝ったり感謝する気持ちよりも、礼儀やしきたりを守らなきゃという気持ちに支配されてたりすることがあるので。それさえ守っときゃいいんでしょ、っていうのは楽でもあるのですが...なんだかなぁと思う今日この頃です。

 はっ...話が逸れた上に長くなってしまった。ということで、以上、義務感で結婚式を挙げた女の話でした。終わり。

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