雨は止んでも、また降ってくる

アラサー既婚・子なし女の雑記

モラハラ男の生態と、モラハラ男にハマっていた自分の心理を分析してみる

   私は大学生の頃、モラハラ男と付き合っていました。くっついたり、別れたりしながら2年半、いろいろと苦しかったです。でも若かったし、勉強ににったので、なんであんな奴と付き合ってたんだろう時間の無駄だったわー!とは思っていません。あの時は普通に好きでしたし、楽しいこともあったので今ではいい思い出です。ただ、結婚に至らなくて本当によかったなぁと思います。さあれから10年以上経った今、過去の私たちを飼い主(彼)ペットの魚(私)に例えて観察してみようと思います。

 

【手に入れるまではグイグイくる!釣り針の餌はもちろん、撒き餌もポンポン投げて来る!】

 全ては、彼が私に一目惚れしたことから始まりました。同じ大学のキャンパスで見かける私のことが気になっていたようです。そして、たまたま共通の知り合いがいることが発覚し、連絡先を交換、二人で会うようになりました。

   晴れて(?)繋がった私たち。彼はこまめな連絡を欠かせませんでした。結構忙しい人でしたが、二人で会う時間も積極的に作ってくれました。そして、ほんとにグイグイ、グイグイ来る。付き合う前に、結構ロマンチックなシチュエーションを作られ不意打ちキスまでされました。手慣れています。キュンキュンさせるのが上手です。そしてまんまと罠にハマった私は彼と付き合うことになりました。

→(その時の私の気持ち)ハッピー!こんなにイケメンで面白い人と付き合えるなんて夢みたい♡

  

【飼い主は釣った魚に餌はやらないが、水槽の中でテキトーに飼いならす】

   付き合った最初の頃はよかったのですが、だんだん彼は本性を現し始めます。まず、始まったのが他の女の子をやたらかわいいと言ったり、褒めたりする。あえて私の前でそういった話をするのです。

→(そのときの私の気持ち)この人は私にヤキモチ焼いてほしいのかな?

  

 そしてさらに、エスカレートすると「親しき仲にも礼儀あり」を簡単に飛び越えて言ってはいけないことをズバズバと言ってくるようになりました。例えば、「ブス」とか「デブ」とか、身体的な欠点を指摘したりします。そこに上記の他の女の子の話をしてくると言った嫌がらせが加わるわけです。

→(そのときの私の気持ち)私の魅力がないからダメなんだ、そういうことを言わせてしまうんだ…私が悪いんだ…

 

 というふうに、私は自己否定を始めました。私の元気はどんどんなくなり、水槽の中で身を潜め始めます。

 

【飼い主からたまに与えられる餌が美味しい】

 だんだんと自信がなくなり、彼と付き合っていることに不安感でいっぱいになります。その不安感が好きという気持ちを増幅させたように錯覚させ、いろんなことが手につかなくなります。こんなに苦しくても別れるなんて考えたくないのです。そんな時に私が勇気を出して手をつなごうと差し出すのですが、その手はあっけなく振り払われたりします。当然、傷つき、メンタルはボロボロです。心が空っぽな上に息まで苦しい。水槽のエアポンプの出力をアップさせておくれ...。

 そんな苦しみの中、私もうダメか...と思った頃ににエアポンプの手入れがされたり、餌が与えらたりします。そうなると、格別な味がするのです。(エアポンプや餌の例:手紙をくれる、彼のバイクの後ろに乗る、一緒にカラオケに行く...)そう、餌を与えられれば不安は帳消し。しかし、彼はまたすぐにストレスを与えてくるのです。もうダメだ、そう思い水槽に横たわった私に気がつくと、彼はまた餌を与えてきます。そしてまた私は生き返るのです。そう、モラハラ問題にありがちなサイクルがここで出来上がり★そうなると簡単には目を覚ますことができなくなります。なぜなら私は水槽の中の世界にいるのです。外の世界が見えなくなっていたのです。

→(その時の私の気持ち)彼は私のこと本当に好きなのかな、でもあの時ああしてくれたし大丈夫って思わなきゃ、信じなきゃ...。ああ、最初は相手の一目惚れだったのに完全に立場が逆転したな。私の好きの気持ちの方が大きい。好きだけど辛いなぁ。

  

【飼い主は外ではみんなに慕われる人気者】

 私が目を醒せなかった理由に、彼がとてもリア充だったことがあります。サッカー部のイケメン、かつ先輩後輩問わずみんなから慕われ、誰とでも仲良くなれるコミュニケーション能力を持っていたのです。

→(その時の私の気持ち)みんなからもいいなあと羨ましがられる彼氏。自慢できる彼氏。そんな彼と付き合えている私は幸せなんだ。みんなに慕われる彼なんだから、彼が悪い人なわけがない。悪いのは私なんだ、私に魅力がないからいけないんだ。

 

 ということで、彼の術中にあった私なのですが、結局はあまりの不安感に耐えられず自ら水槽を飛び出し、自爆(好きだったけど自分から振る)することにより別れることになりました。こんな彼でしたがなぜかとても好きだったのでずいぶんと引きずりました。楽しいことがあったのも事実なので。そして、いい(?)思い出となった今では彼のパーソナリティはどうなったのか気になります。余計なお世話ですが、この彼も病んでいますよね。あれからきっと彼もいろいろな人と付き合ったと思いますが、自分のパーソナリティに気づき改善しているといいのですが...もはやそれを知る術もありません。

   そして私が彼の術中にはまってしまった全ての根源は「自己肯定感の低さ」「客観的視点の欠如」にあると思います。まあ、恋は盲目と言いますがその通りで...。それから単純に若くて純粋だったことも原因です。

 

 もし自分が今付き合っている彼に疑問を感じたり、周りにもしかしたらあの子が付き合っている彼ってモラハラ!?と思ったなら、自分の状況を客観的に俯瞰的に見てみるor見てみるように勧めてみてください。口で言うほど簡単ではないのですが。何かのテレビでやってましたが、日記を書くのがいいみたいです。今日は彼とどんなことをして、どんなことを言われたか、されたか...なるべく詳しく書き、後で読み返した時に何か気付きがあるかもしれないということです。