雨は止んでも、また降ってくる

アラサー既婚・子なし女の雑記

テオ・ヤンセン -strand beast-

 沖縄県立博物館・美術館ではテオ・ヤンセン展(2017)が開催中。そして、展示を見たら買わずにはいられなかった…

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    ミニストランドビーストの組み立てキット。これ、大人でもかなり作り甲斐がある!

 

   物理科学とアートの融合…いかにもオランダらしい。アムステルダムにある数々の美術館と博物館たちを思い出した。ゴッホ美術館から、拷問博物館まで、幅広い楽しみがいっぱい詰まっている街。どこまでもフリーダムな場所だった。日本とは対極にあるような雰囲気かもしれない。

   テオ・ヤンセンは、自身の作品たちを「人工生命体」とし、そしてその生命体の意味付けまでもしっかりとしている。この方の頭の中にある理想のストランドビーストの世界を見てみたくなる。そして、このフリーダムを突っ切る生き方がとても羨ましい…!

    優れたロボットがどんどん進出する現代では、ストランドビーストよりもずっと賢くて、複雑な動きに対応できるロボットなんていくらでも存在する。それでも、あえてこの古典的な仕組みのストランドビーストを求めて人びとが集うのはなぜなんだろう。空気をためるペットボトルなんてむき出しだし、隠すつもりもない。華やかな装飾をしているわけでもない。ただただ物理科学をシンプルかつ複雑に表現した作品で、その骨組みだけで十分に美しい。しかもそれが生き物になり得るなんて。

   あえてアナログなものを私たちは求めているのだろうか。どれだけAI化が進もうと、人間の頭と手で作られるものの魅力はずっとこの先も続いて行くのだろうか?それともその魅力すらAIで表現可能になってしまうのだろうか?