雨は止んでも、また降ってくる

アラサー既婚・子なし女の雑記

夕焼け空とラジオゾンデ

 空気中の水蒸気や塵埃、雲の形状や高さ、そして太陽が傾くごとに変化する光の条件...それらが奇跡的に組み合わさって、とても美しい空が見られることがある。それはほんの数十秒だったり、数分間ずっと見惚れるような時もある。その美しい時間は、夕日がまだ沈まないうちだったり、夕日が沈んで数分後だったり。1日たりとも同じ夕焼けの日はない。 

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 空は面白い。沖縄に来てからよくそう思うようになった。気候そのものが本州とは違うのもそうだが、小さな島で、東京みたいに巨大なビルが立ち並ぶような場所もなくて、空が広く見えるから、というのも面白いと思う大きな理由の一つ。夕方じゃなくとも、空を見ているだけで楽しい日もある。知的好奇心を刺激されて、何冊か気象学の本も読んだ。

 

 そしたら私ラジオゾンデになって空をしばらく漂って、一人でどこかに落ちたいと思った。結局、空を見たって、空を学んだってどうにもならない。何かが変わるわけじゃない。何をしたって行き着く答えは一緒なような気がしているが、それでも誤魔化して生きてしまう。嘘もつき続ければ本当になるかもしれないからと期待して。でも結局本当になる前にやり過ごすの限界だわってなる。そうなった時の虚しさと言ったらもう...。というのを延々繰り返すのが人生かも。と思ってしまうのが実は自分の脳によるまやかしで、本当は嘘だと思っていることが真実かも知れない。いや、多分どっちも違う。どっちも嘘だし、どっちも真実だと思う。とにかく、私の脳がそう感じているという事実がここにある。世界の見え方なんて自分の脳みそ次第。ただ、それだけのこと。

 だからやっぱりラジオゾンデになりたい。そんな優秀なものになれたなら楽しい気がする。いやなんかもう、ラジオゾンデにすら失礼な気がしてきた。私はせいぜい地上で塵埃みたいにふわふわ彷徨う他ない。