ネコになりたい

アラサー女の思いごと、いろいろ

心療内科の初診予約が取れないとき

●予約が取りづらい心療内科

   最近、通っている心療内科の診察が以前より待たされるようになり、患者が増えたような気がして、これはもしかしてと思ったら…予感的中、初診受付を停止しているようです。患者一人一人に時間をかけている心療内科なので納得です。

   

   一般的に心療内科の初診予約は、連絡してから2週間〜1ヶ月後くらいになることが多いです。これから心療内科へ行こうと決めた時って切羽詰まっている状況だと思いますが、それからしばらくグッと我慢しなければないけません。それどころか、良さそうなところ見つけた!と思っても、初診受付すらしてもらえないとなると、かなりガクっときますよね。

  しかし、初診予約停止中だったり、予約がかなり先になるクリニックというのは、一人一人の話をちゃんと聞きながら治療方法を考えてくれる医師がいるという証拠でもあります。だから評判が良くて、初診予約が困難になるのです。

  

 話を聞いて、それに沿って治療法や治療薬を考えてくれる。心療内科ならそれが普通じゃないの?と思うかもしれませんが、実際はこの普通をしていないクリニックが存在するのも現実です。''3分診療''なんて言葉もありますが、これは大きな総合病院だけの話だけではなく、小さなクリニックでもある話です。処方する薬の確認だけで診療が終わったりだとか。(その場合は待ち時間も少なくて済むのですが。)例えば過去に既往歴があり自分の症状をある程度理解していて、一時的に凌ぐための「薬だけ欲しい」ということなら短時間診療のクリニックでもいいのかもしれません。こんなクリニックもそれなりの需要があるようです。

 しかし、初めて心療内科へ行くという方は、不安も大きいだろうし、ちゃんと時間をかけて話を聞いてもらいたいという方も多いのではないのでしょうか。私自身は、自分のことを話すことで少し頭が整理できたり、医師に治療の手がかりだったりヒントを与えるという上で、ある程度対話に時間を割くことは欠かせないことだと思っています。

   では行きたいクリニックが、受付停止で絶望的、初診予約できたはいいけど1ヶ月も先なんて…と途方に暮れている人はどうすればいい?となりますよね。それまでどう乗り切ればいいのかと...。

 

心療内科の予約待ち...それまでどう対処するか?

(1)電話相談を利用する   

 私は、どうしても憂鬱な時に電話相談を利用して辛い時期を凌いだことがあります。''いのちの電話''(繋がりづらいとの噂通り、私は掛けたことはあるのですが繋がったことがないです。)や、自治体によってはそれ以外のボランティアでの電話相談などもあります。また、有料にはなりますが個人カウンセラーでも電話相談を受け付けているところもあります。今は調べれば話を聞いてくれるところは見つかると思います。怪しくなくて、合いそうなところを見つけるという作業だけでも大変ですが、話を聞いてもらえるだけでも少し楽になれるかもしれません。

 ただ...合う、合わないの相性は絶対にあります。これは電話相談に限ったことではなく、心療内科の医師も同じです。対話を重視する医師でも''なんか違うな?''と思うことがあり得るかもしれないことも頭の片隅に置いておいたほうがいいかもしれません。(期待が大きいと、がっかりした時のダメージが大きくなってしまうので。)人によっては、もしかしたら短時間診療の医師が合うこともあるかもしれません。

 

(2)市販薬を利用する

 市販の薬を買ってみるというのも手です。最近はストレスからくる胃腸薬専用の薬があったり、不眠や、緊張感イライラなどに対処する鎮静薬を置いている薬局もあります。多くが生薬製剤で、強い作用は期待できないかもしれませんが(不眠の薬は効きすぎる方もいるみたいなので注意です。特に自動車の運転をされる方は服薬は慎重に!)、薬を飲むだけでもちょっとした安心感を得られるのでいいかもしれません。用法容量は必ず守ってください。

 

(3)早く予約できそうな他のクリニックへ行く

 どうしても今すぐ対処したいという方は第一希望の診療内科の予約待ちの間、他で早く診てもらえそうなクリニックへ通うという方もいるようです。そこが意外に自分に合えばラッキーかもしれません。調べて良さそうだと思っても、逆にイマイチだと思っても、HPなどの情報だけでは判断することはできません。実際の所は足を運んでみなければわかりません。

 私自身は心療内科を二重に予約をしたことはないのですが、合わないときは転院します。住む場所も何度か変わっているので、そのたびに合うクリニックを探しています。HPでは耳障りの良さそうな言葉が書いてあったのに、実際はめちゃくちゃ冷たい医師だった、ということもありました。腹が立ちましたし、傷口に塩を擦り込まれた気分にもなりましたが、スパッと切って次へ行きました。心が弱っているときは判断力も行動力も鈍りがちですが、医師選びだけは妥協しないほうがいいです。

 

●医師や薬ができる範囲には限界がある

 これは、心療内科を受診する際にできるだけ心がけておきたいことです。心療内科において、どんなに合う医師でも、どんなに効く薬でも、それはあくまで回復のための''手助け''です。手術をすれば治る、抗生物質があれば治る、というような病気とは違います。一時的に憂鬱な気持ちが晴れた、眠れるようになった...そこから先は自分自身や、自分をとりまく環境に掛かっています。できることなら、そんな冷静な気持ちを少しでも持ちながら受診を継続するのが診療内科の賢い使い方だと思います。

 ただ、そんな余裕がないくらい辛くて苦しい状況の場合は、切迫している状況もしっかり医師に伝えてください。伝えたいことをうまく伝えられる自信がない方は、事前にメモをしてまとめておくのもいいかと思います。思考の整理にもつながります。

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 ということで、初めて心療内科へ行く方、転院しようか迷っている方...しんどい状況だとは思いますが自分に合うクリニックを見つけていい方向へ、そしてその間にあなた自身やあなたを取り巻く環境が良い方向へ向かうことを願っています。